1年で7kg減量!リバウンドなし!ダイエットはなぜ失敗する?成功のコツは?
38歳からの「Best Life」構築ブログ - 1年で7kg減量!リバウンドなし!ダイエットはなぜ失敗する?成功のコツは?

公開日:2023/06/03

更新日:2023/07/05

カテゴリ: DietKnow HowStudy

1年で7kg減量!リバウンドなし!ダイエットはなぜ失敗する?成功のコツは?

私は高校を卒業するまで、社交辞令で「ダイエットしなきゃ~」とか言ってる女子で、大学入学時、ウエスト58cm、体重42kg、身長153cmでした。
(制服を作るために測った時の記録です)

しかし、大学生の時にアルバイトでケーキ&アイスクリームのお店で働き始めてから、あっという間に10kg増

そこから浮き沈みを繰り返し、結婚当初まで46kg~52kgの間をうろうろしていました。
結婚後、デスクワークの仕事に完全シフトになり、気付けば58kgを超え、60kg目前・・・。

イベント事があった際、一瞬の頑張りで「1週間で-3kg」の成果を出したこともありましたが、イベントが終わればあっという間に元通り。

体調も悪化し、好きだった外食もできなくなりました。

今回は、私がこんな状況下にあったところから、1年で-7kg減量し、内臓脂肪レベルを下げ、健康を取り戻して来た中で分かった「ダイエットがなぜ失敗するのか」「成功するにはどうすればいいのか」について紹介したいと思います。

こんな方におススメです

  • ダイエットしたい
  • 自分に合うダイエット方法がわからない
  • 急いではいない
  • 根性論、運動は苦手

ダイエットに失敗するのは何故?

短期ダイエットしか成功しなかった私は、根本的なダイエットが出来ていませんでした。
それが、本来取り戻したかった学生時代の体形に近付けなかった要因です。

「昔はウエスト58cmだったし、体重だって42kgだったんだからね!そのポテンシャルはあるんだからね!」

そんな事を旦那様に言ったこともありました(苦笑)。

「やれるもんならやってみな(笑)」

と笑ってかわされた事もあります グヌヌ(`皿`)。

人間は歳を重ねると20代から緩やかに代謝が下がり、筋肉量も10代の頃のように増やす事も難しく、また維持する事も難しくなります。

それは、元気に遊びまわったり、運動をするような時間が社会人になった瞬間にガクッと減ってしまうからだと私は考えています。
現に、スポーツ選手やボディビルの方々はちゃんと筋力増加をしたりできていますし……。

ご年配の方でも筋骨隆々の方はいらっしゃいます。
沢山鍛えて努力を惜しまず、またそれを楽しみにされている。

しかし、同じ思いを持って、同じ様な生活はできませんよね?

私だって、音楽大学に行くか体育大学に行くか悩むほど体育が好きでしたが、音楽大学へ進学後は体育がなくなり、社会人になって運動する習慣がなくなった今、外を走ったりするのが嫌い——というか億劫すぎてやりたくない―—と思うようになってしまい、置き換えダイエットやサプリメントに手を出すようになってしまっていました。

でも、元々朝食を摂らない私が、毎朝置き換えダイエット飲料を飲むのは苦痛でしたし、以前よりカロリー摂取量が増えたため益々太りました。
かと言って昼食を置き換えると仕事中の糖分が足らず、結局間食に走ってしまうし、夕飯は家族と一緒に食事を楽しみたいのに置き換えではストレスを感じて続かない。

こんなに苦痛に思いながら効果が出ず、値段が高くて家計を苦しめているという罪悪感。
これが負の連鎖と言わず、何だというのでしょう。

私は29歳で結婚し、現在38歳。
38歳の夏からダイエットを始めて、そろそろ1年になろうとしている私が、-7kgを達成して思った「ダイエットが失敗する理由」は下記です。

✅広告に踊らされている

✅自分の太った原因を考えず、他人と同じ事をしている

✅自分の体の数字を知らない

✅急に痩せること、数字を落とす事がダイエットだと勘違いする

✅既に手一杯なライフスタイルにダイエットというコンテンツをねじ込もうとする

さぁ、あなたはいくつ当てはまりましたか?

ダイエットの成功は「分析、成果を焦らない、意識改善」

2022年7月6日に健康診断を受けました。
結果、私のウエストは83cm、体重は56.8kg(自宅計測で58kg越え)、身長155.4cm、体脂肪率が34.9%(自宅計測で38%)、BMIは23.5kg/㎡でした。

メタボリックシンドロームではなく、まだ適正範囲内ではあるものの、糖尿病の評価が他の項目に比べて悪く、コメント欄に「食事に気をつけ、運動を心掛けてください。血糖を下げるインスリンの働きへの抵抗性がみられます。」と書かれていました。

私が外食時に体調が悪くなり、気が遠くなったり、吐き気がしたりするのは、このインスリン抵抗値が原因だったと、この結果から理解できました。
野菜類など血糖値の上昇が緩やかなものであれば調整しながら食べられますが、お寿司やお肉類の急激な血糖値の上昇には体が耐えられなくなっていたのはこのせいです。

ですが、運よく私はまだ改善できる状況下で気付くことができました。
また、体調不良と職場環境のストレスがともにピークにきていて、転職することも決まっていました。

これが絶好の機会と呼ばないとするならば、一体なんだというのでしょう。

なんとしてもこのダイエットは成功させなくてはなりません。
他人だよりでなぁなぁな「ダイエットしてる風」を装うのはもうヤメです。

ダイエットを成功させるには、前項の失敗の逆を行います。

  • 広告に踊らされない
  • 太った原因を知る
  • 体の数字を知る
  • 間違った認識を正す
  • 優先順位を付けて、ライフスタイルに上手に組み込む

それでは、1つずつ見ていきましょう。

広告に踊らされない

よく「○○を飲むだけで-10kg!」というような広告を目にしますが、”誰でも”、”飲むだけで”などというオイシイ話は、まだ現代において開発されていません。

大量の便が排出されます!という話が出ていたら、それは「宿便」という腸内に溜まりがちな便を排出し、その分で体重が減少するというだけです。根本的なダイエットではなく、いわゆる「デトックス」に近いものです。

私にはこの手のダイエットは効きませんでした。

それはそうです。
私は女性に多い「いわゆる便秘体質」ではなく、快便な人なのです。

また竹炭クレンズや乳酸菌の類いのサプリメントも、今となっては不要派です。

必要なものはサプリメントではなく食事で摂る方が間食予防にもなります。
それに、サプリメントは本来、食事で十分に補う事ができないから使うもの。
本当に自身の体に何グラム足りていないと確信をもって言えますか?

血液検査や日々の食事の栄養価を数字で出し、本当に足りていないのであれば使えば良いですが、それはあくまでも生命維持に必要なものであって、ダイエットは関係ありません。

置き換えダイエットをするのであれば水や麦茶を飲んでいた方がカロリーゼロです。

もちろん、一部の方には効果があることでしょう。
そこは商品として否定をする必要もありませんし、するつもりもありません。

ですが、この記事を読んでくださっている皆さんには、ぜひお金を定期的に支払うサプリメントやドリンクを購入する前に、本当にその対価が自分の求めるものとして適しているのかを分析して欲しいです。

太った原因を知る

次に太った原因を知りましょう。
ここは、自分一人で行うことを推奨します。
嘘を吐かず、美化せず、淡々と現実を受け止めましょう。

私は忙しいのを言い訳に、好きなものを好きな時に食べ、夕飯もモリモリ食べていました。

  • 朝は食べずにカフェラテ。
  • 一日中飲み物はカフェラテばかり(しかもほぼ水を使わず牛乳割り、またはスタバ)
  • お昼は外食か自宅ならポテチの大袋1つ。
  • 間食にチョコレートを食べ、夕飯はパスタなど炭水化物多め。

朝早くから深夜まで、休憩よりもタスク消化!頑張ってる私偉い!
と、パソコンの前でひたすらお仕事。

改めて振り返って俯瞰すると恐ろしい生活です。
見ての通り、運動の時間は皆無です。家事すらしているとは言えませんでした。

また夜に向けて摂取カロリーが爆上がりするような生活です。
日中の最も活動的な時間に使うカロリーを間食で補い、眠るためのカロリーをあり余るほど摂っていたことになります。

これが、私が太った原因(痩せなかった原因)でしょう。

体の数字を知る

体の数字を知ることはとても大切です。
ダイエットはどうしたって数字で成果を測ります。

見た目を優先したって、ウエスト周りや太もも周りなど、数字を見て判断することでしょう。

自分のどこが、どのように太っているのかを知ることで、小さなゴールを沢山用意することができるようになることも利点です。

私は現在、下記の数字を測っています。
下記項目があれば優先順位を決められるのではないでしょうか。

  • 体重
  • 体脂肪率
  • 内臓脂肪レベル
  • 水分量
  • 筋肉量
  • 骨量
  • 基礎代謝
  • 腕周り(2023年になってから追加)
  • モモ周り(2023年になってから追加)
  • ウエスト周り(2023年になってから追加)

私はとにかく体調不良をどうにかしたいと思っていました。
何をするにも、先ずは元気でなくては満足にこなせません。

そこで私は、第一の敵を健康診断でも指摘された「内臓脂肪」に定めました。

自宅の体重計は様々な数字が測れるものなのですが、内臓脂肪レベルの計測MAX値が6.0でした。
暫く計測していて気づいたのですが、私はこの数字をとっくに超えていました。

項目健康診断時自宅測定値目標
身長155.4cm155cmもっと欲しかった!
体重56.8kg58.3kg42kg
体脂肪率34.9%36.1%24%
腹囲83.0cm同じ60cm
水分量41.5%まだ未設定
筋肉量21kgまだ未設定
骨量2.1kgまだ未設定
基礎代謝1250kcalまだ未設定
内臓脂肪レベル6.0以上
※体重計の最高数字のためこれ以上の数字は測定不能
4.5

内臓脂肪は臓器を守るために必要な脂肪なので、なくなり過ぎてもよくないと多くのウェブページを拝見して知りました。

ですが、6.0以上ではさすがに多すぎるので、自身が健康体を維持できる数字を探しつつ、他の項目の数字との兼ね合いをみて4.5を目標にしています。(現在は5.0です)

このように、他人の数字ではなく、自分の数字と向き合い、どこを最初に対応すべきかを明確にすることで、自身の取る最適なダイエット手法の方向性が定まります。

大海原に地図を持たずに放り出されても困ります。

先ずは標的を定め、そこに向かって作戦を立てましょう。

私は内臓脂肪レベルが5.5になった時点で、体調不良が改善され、外食もできるようになりました(ほんとよかった)。

間違った認識を正す

ダイエットは、急を要する時だけに使う言葉ではありません。
急を要したその後に元の生活を送ってしまったら戻ってしまうからです。

ダイエットは日々のライフスタイルに寄り添い、馴染み、定常化しているものです。

一般人において何もしていなくても痩せている人は、食の嗜好だったり、運動量だったりのバランスが上手く取れている人です。
※病気等医療を要する方は含みません。あくまでも一般論です。

また、モデルのような体形を目指したい人もいれば、いわゆる普通体形で満足できる人もいます。

今年の夏は彼氏をゲットしたい人もいれば、旦那さんにいつまでもキレイだと言って欲しい人もいます。

期間もタイミングもみんな違います。

私はダイエットは自分の為に行うことが一番ストレスなく、満足度高くできると感じました。
そして、一時の頑張りで行うのではなく、ライフスタイルを少しずつ変えていくことで、無理なくダイエットに成功し続けています。

いわゆるダイエット専用のサプリメントやドリンクは一切使っていません。
高い運動器具やジムにも通っていません(むしろ失敗した派)。

それでも、生活態度を少しずつあらため、ちょっとした工夫でダイエットはできます。

「ダイエット=キツイ、100%我慢、気合」なんていう時代は終わりです。
一瞬のダイエットのためであれば、まだキツイことや我慢、気合が必要ですが、そんな一瞬の為にすべての時間や感情を犠牲にして行うダイエットよりも、日々のちょっとした工夫や意識で緩やかに理想体型に向かう方がよっぽど健康的です。

優先順位を付けて、ライフスタイルに上手に組み込む

半分まとめのような内容になりますが、他人だよりにせず、原因を理解し、数字を知り、認識をただしたら、全てを投げうって全力でダイエットに―—取り組まないでください(笑)。

そんなことしたらあっという間に「やらない言い訳」だらけになって挫折します。

体の数字を知る必要があるのは何故か?
それは、目標を明確にするためではありますが、それよりも、どの数字が一番問題なのかを知るためです。

すべての数字を漫勉なく理想に近づけたい気持ちは分かります。

ですが、そのためには1日の多くの時間を捧げなければなりません。
そんなに現代人は暇ではありません。

むしろ常に人と繋がれる状態にあり、技術が進歩し、AIが発達し、時間の速さに追い着こうと必死に走り続けている状態にあると私は思います。

コスパ(コスト・パフォーマンス)に続き、タイパ(タイム・パフォーマンス)が注目されているのもわかります。

仕事や学校、友人や家族とのコミュニケーション、家事、情報処理、食事などやることは常に山積みです。

ですから無理をせず、1つずつ施策を取り入れて、挫折する理由となる「時間がない」「忙しい」を言わせないような工夫をしましょう。

私は内臓脂肪レベルを下げるための施策として「ファスティング(一定時間固形物やカロリーのあるものを取り込まず、内臓を休ませること)」を取り入れました。
有名なものだと「16時間ファスティング」ですが、女性の場合は月経などに影響を及ぼす可能性があるとの情報があったので、なんでも表面上の字面だけ見るのではなく、しっかり調べて、もし取り入れる場合はきちんとリスクヘッジしてください。

私は時間を14時間に短縮して、体調が厳しかったり、どうしても難しい場合は1日休んで整えるというルールを設けて取り入れました。

ファスティングは寝ている時間も含めてよいため、夕飯から翌日の1食目までの間を14時間空けるのは思ったよりも容易でした。

詳しい話は追って内臓脂肪に特化した記事でご紹介しますが、1つずつ取り入れていくことは成果がでたらその部分を別のものに置き換える事もできますし、その時のルーティンが満足いくものであれば、同じような事態に今後陥ってしまった時もコントロールできるようになります。

1つずつ行うことは、その効果や体験を明確に自身の記憶に刻むことでもあります。
その繰り返しで、自分をコントロールできるようになることは、自身の強みにもつながりますよ。

まとめ

「よーし、ダイエットするぞ!」と意気込んでは失敗を繰り返し、「失敗した人」というレッテルを自分に貼るのはもうやめましょう。

今貼ってあるものはすべて剥がして、もう一度自分に向き合い、誰かの成果を期待するのではなく、自分で自分をコントロールできるようになることこそがダイエットです。

先ずは自分の体の状態を把握し、どの数字が一番問題なのかを理解する。
そしてその数字にアプローチしていくと、他の数字にも少なからず影響を及ぼします。

私の場合は、ファスティングで内臓脂肪を落とした時、体脂肪率も体重も下がりましたが、一緒に基礎代謝も落ちました。
これは、ファスティングのリスクというかデメリットとして”筋力低下”があったため、予想がついていました。

だから慌てることもなく、中止にすることもしませんでした。
平行して筋トレも取り入れたのですが、筋肉量の維持に対し、基礎代謝の下落を食い止めることはできませんでした。
内臓脂肪レベルに対するアプローチが一通り落ち着いたら、筋トレ等で基礎代謝が落ち過ぎないように調整する予定です。

さぁ、あなたも理想の自分へ自然に近づけるライフスタイルを手に入れましょう!

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